本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコ(※2019年11月末に天国へ)などの話題に終始しております (2009/05/21 説明文更新)
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中世城館探訪に際して大きな障害となる藪。
笹薮、竹藪。篠竹の藪、夏草の藪、荊の藪など様々。
この藪に立ち入らない限り踏査は不可能な事例も少なくなく。
とはいえ、藪の中は様々な危険要素が蔓延していることも事実。

このような次第で11月頃から4月頃までの期間に於ける、不慮の事故を未然に防ぐべく安全基準(第一次試案)を策定してみたのであります。

藪の定義
1.草木が叢生し、その視界が5m未満であること。
2.視界が悪くかつ藪を構成する草木の高さが平均で2mを超えるもの。
3.視界の程度にかかわりなく身動きが取れない程に篠竹または笹が叢生する薮。

藪突入を自重する事例
1.地形等の情報が不詳な場合。
2.禁猟区以外の地域(時により弾が飛来します)
3.標高500m以上の場合。
4.池などを含む湿地帯。
5.崖地の可能性のある場合。
6.かつて篠竹などが伐採されたものの、その後の成長により「竹槍状態」となっている藪。

藪突入装備一式
1.ゴーグル(枝、枯葉、埃等が目に入ることを防止)
2.状況に応じ鎌または鉈(原則として所有者の許可無く竹木の枝を払うと器物損壊の可能性あり)
3.荊対策の作業用手袋
4.ヘルメット(枝等による事故防止)
5.足首および足裏の保護可能なトレッキンクシューズ
6.救急用具一式
7.方位磁石
8.地形図
9.熊除けの鈴など人間であることを示す音の出る物(大型哺乳類対策、狩猟事故防止対策)
10.マーキングできるテープなど(撤退する場合の目印)
11.マスク(アレルギー対策用)
12.厚手の長袖とズボン

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参考になります
こちらにもこんばんはです。
非常に参考になります。
数多くのヤブを制覇された和平様の基準だけに世界共通・ヤブ突入安全基準かと思いまする。
Y・T・Kというシールかハンコ作りませんか(笑)
「これがあれば万全」

それがしは最近、MAPケースを使用しておりますが便利ですがヤブに引っかかりますね。
本日も・・・(苦笑)
史進 2008/12/06(Sat)21:41:50 編集
Re:参考になります
コメント忝く。

常総市に所在する「菅生城」周辺の地形踏査は、完全なる湿地帯でこの渇水期にも拘らずかなり危険な感触がございました。
このため自らの行動を律するべく纏めてみた次第にございまする。
とはいえ半分以上は冗談の要素が濃厚で...(汗)
本格的藪潜りの際には、デジカメ、資料、一脚等の一切をザックに収納。
仮に転倒しても大怪我には至らない態勢で臨んで居りまする。
尤も逆に考えますと、それだけよく転ぶのでありまする(爆)
【2008/12/06 22:59】
これはすごい
是非このサイトの一角に写真と共に解説ページが欲しいところです。

ヘルメットはともかく、鉈に関しましては銃刀法にかからないかと密かにヒヤヒヤしていたりもします。
(実は車に搭載しているので、これもやばいのかも)

色々と参考になる道具を紹介してくださり、ありがとうございます。
儀一 2008/12/08(Mon)19:51:03 編集
Re:これはすごい
>是非このサイトの一角に写真と共に解説ページが欲しいところです。
おおっ、それは正しく妙案でございまする♪♪

>ヘルメットはともかく、鉈に関しましては銃刀法にかからないかと密かにヒヤヒヤしていたりもします。
尤もご指摘の通り、掲載の手法如何では「危ないサイト」となる恐れも(苦笑)

>色々と参考になる道具を紹介してくださり、ありがとうございます。
何時もは車載しているだけですが、茨木南部方面はこれらの「小道具」がないと見学不可能な事例が多く(爆)
【2008/12/08 22:26】
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