本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコなどの話題に終始しておりまする。なお2007年末から漸く群馬方面へと進出し、2008年6月には福島中通り方面、11月には栃木県南、12月には茨城県南、2009年2月には千葉県北部、5月には山形県村山地方と少しだけ領域を広げ始めております。              (2009/05/21 説明文更新)
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武蔵国入東郷の地下人小頭@和平
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定年を過ぎました~
趣味:
「余り遺構の無い城館跡めぐり」と「ネコいじり」並びに「観葉植物の栽培」など数だけは
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今年は夏の間体調をくずしていたこともあり、年末の時点での残日数は26日余り。
翌年に繰り越せるのは20日分まで、あとの残り分は権利消滅の憂き目に。
有給休暇の残日数が年末の時点で30日を割り込むことができたのは凡そ30年ぶりくらいかと記憶。
仮に毎年10日ずつ権利消滅していったとすると、実労働日数が250日ほどのため少なくとも一年分は闇の中に消えていったという計算に。
このため、事業所一同(とはいえ総員3名)繁忙期が過ぎ去り、交替で有給休暇消化強化月間に突入。

池田館(埼玉県神川町 以下同様)午後0時30分~1時20分

冒頭から本日のメインディッシュ。
旧家の西側と北側に見事な堀跡と土塁遺構が現存。
とりわけ西側部分の折の個所の土塁の規模には瞠目。
東側は御嶽城を水源とする金鑚川の流れが天然の堀跡。
遺構の有無ということのみに限れば、このあとの行き先では唯ひたすらテンションが低下することになるのが目に見えている次第。
西側の畑からだけではありましたが、存分に地表の凹凸を堪能させていただきました。

池田館遠景
池田館遠

ふと、南側の方角に視線を転じると、先日訪れたばかりの金鑚御嶽城の稜線が目前に。
しかし東側の物見岩の個所はこちら側からは逆光であるとともに、山頂から派生している稜線の陰になり肉眼ではその確認が難しく。
いつもは滅多に使用しない常備の双眼鏡での観察を試みたものの結果はほぼ同様にございました。
上方から見渡すことが可能でも、下方からはその所在が分かりにくいとは摩訶不思議にて。

岡部屋敷 午後1時40分~2時05分

珍しくコンビニで昼食を購入し腹ごしらえ。
単独行の場合には時間節約等のため、だいたい昼食抜きが当たり前にて。
しかし何故かザックの中には2日間位は生存できる高カロリー保存食料等を常備しているのであります。

近くの農業用水路では改修工事の真っ最中。
このため車の通行に支障があるかと思い、500mほど離れた個所から徒歩にて接近。
勿論遺構と呼べるようなものは皆無に近く。

歴史を感じさせるものとしては、唯一北西の角部分に宝暦年間の墓石などが所在。
中世の板碑も所在しているとのことでありましたが、表面の摩滅が著しく近世以降の墓石との判別が難しい状態に。

岡部屋敷北西の墓地
岡部屋敷北西の墓地

この場所からも金鑚御嶽城の稜線が一望に。
耕地整理された畑よりも金鑚御嶽城の遠景写真を撮影する時間が長く。

中新里館 午後2時30分~2時55分

規模の大きな遺構とされていますが、圃場整備の実施により平坦な地表に現存する遺構に結びつくような存在は殆んど確認できません。
その中で唯一関連付けることができるのが東側の用水路部分で、一応東側の堀跡の推定ラインと符合しています。
折りしも館跡推定地の中心部分では農業用水の建設作業が進行中で、その殺風景なことこの上なく。
このほかに、歴史を感じさせる存在としては館跡東側の「東城稲荷」の祠が所在。
如何にもその名称が気になるところでありますが、中世の館跡との関係は不明なのでありました。

光権寺館 午後3時10分~3時40分

圃場整備のため比較的近年の発掘調査によって二重堀を有する中世の館跡が確認された遺跡とのこと。
僅かに北西側に所在していたとされる堀跡と現在の用水路が幾分接近していることを除けば、梨園として活用されているその現状から当時の様子を窺うことは難しく。
雪を頂いた浅間山はよく見えるのでありますが、平坦な畑と梨園の保護ネットを様々な方向から撮影しても、師走の午後の日差しが大分傾き始めていたためどれも同じような風景となってしまうのでありました。

安保氏館 午後3時50分~4時20分

以前より幾度となく前の道路を通過するのみにて。
今年だけでも4往復はしているはず。
自分の描いた手順通りでないと、先へとすすめないという幼少時からの誠に因果な性格が原因。
しかし先日念願の金鑚御嶽城を訪れることができたこともあり、今回やっと正式に訪城の運びに。

大分以前に本郭的な発掘調査が実施され、堀跡を含む大規模な遺構が確認されているとはいえ、現状は概ね畑と宅地のみで地表上の遺構の形跡などは跡形もなく。
加えて「史跡の石碑および文化財の現地解説版」が、館跡の推定地の西のはずれにポツンと所在しているという奇妙な配置。
かくてこの目標物がすぐには見つからない場合が少なくないのは至極当然のようにも。
しかし文化財の解説版と石碑が所在するということは、訪れるものにとってはそれだけでも有難いこと。

abosi-yakata-kamikawa009_edited-ll.jpg
阿保氏館跡碑

ふと思えばこの場所も半世紀近く前に訪れているはず。
何処となく阿保神社境内の社殿の配置やご神木にも微かな記憶があるような。
当時小学校高学年の某にとっては、まさに何も見るべきものも無くひたすらふてくされていたような気も。
まして当時はこのようにして訪れることになろうとは全く予想だにせず。
しかし館跡北方の塚(古墳か)が気になった以外には何も無いことには変わりは無く。
二重堀が所在していたとされる辺りには、既に収穫を終え冬支度の済んだ地元特産の「梨園」が所在。
「梨」だけに「無し」という「落ち」にて。

先日と撤収時間は偶然にも全く同じ時刻。
但し本日は平地の城館跡とはいえ一応5か所。
遺構が少なく、歴史的経緯も不明な個所が殆んど。
このためHPの更新が楽...ん、どこか本末転倒のようにも...

また足回りの健康状態を確認するには無難な内容で。
事前に予防措置を講じておきさえすれば、歩行自体には目立った支障も見られず全体としてもまずまずの成果。
年内に最低あと1日は訪城することを深く心に刻んで、見慣れた外秩父山系のシルエットを横目に見ながら2時間20分かけて自宅へと車を走らせたのでありました。

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迷い道
こんばんは。
10月ぐらいでしたか、まったく同じようなルートを歩いています。
岡部屋敷隅の墓地は僕も何かいわく有り気だったので撮影しました。
中新里城や光権寺館はまったく同じ感想であります。
何が何やらさっぱり・・
池田城はけっこう感動的ですよね。
遠目に見てもすぐわかりました。
畑から近づくと「おぉ水堀!」
安保氏館で地元の人にまったく違う石碑を教えられ館跡から遠ざかってしまい、
思わず和平様の携帯にお電話してしまったいわくつきの場所でございまする(笑)
モナー 2007/12/21(Fri)22:09:28 編集
Re:迷い道
今晩は、さっそくのコメントありがとうございます。

>10月ぐらいでしたか、まったく同じようなルートを歩いています。
>岡部屋敷隅の墓地は僕も何かいわく有り気だったので撮影しました。
>中新里城や光権寺館はまったく同じ感想であります。
>何が何やらさっぱり・・

金鑚御嶽城につづき今回と、何やら2カ月遅れのストーカーのようで恐縮にございます(汗)
浅間山、赤城山、榛名山方面の景色はよく見えたのですが..
当方も夕暮れ時の圃場整備された無人の畑の中にて、発掘調査資料の図面を照合しつつも、全く写真の撮りようがなくしばし呆然としておりました。

>池田城はけっこう感動的ですよね。
>遠目に見てもすぐわかりました。
>畑から近づくと「おぉ水堀!」

堀底からの土塁の規模も高いところでは予想以上の構えに感動!
また畑の畔堀と本来の屋敷周りの堀跡がつながっているところが、どことなく試されているような具合にて誠に楽しゅうございました。
当方が訪れた昨日は渇水期のため空堀となっておりましたので、堀底部分を含めてよく観察できました。

>安保氏館で地元の人にまったく違う石碑を教えられ館跡から遠ざかってしまい、
>思わず和平様の携帯にお電話してしまったいわくつきの場所でございまする(笑)

某も念のため元阿保地区の地元の方に安保氏関係のことを尋ねてみましたところ、やはり殆どご存じない模様でありました。
地元では安保氏自体の存在が既に遠い時代のものとなっているのかも知れませぬ。
【2007/12/21 23:31】
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