本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコ(※2019年11月末に天国へ)などの話題に終始しております (2009/05/21 説明文更新)
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月田館/群馬県前橋市粕川町中
2021年11月11日
11時20分から11時55分

「マッピングぐんま」の情報によれば、月田館は中村城から北へ約120ほど移動した地点に所在していることを示している。
「日本城郭大系」では「一覧表」において「長岡玄蕃の館と伝えるとし、方100mで堀跡がある」との旨の記載があるのみであり、その出典については明示されてはいない。
また「群馬県の中世城館跡」によれば、堀と土居を有し、常法寺、鍛治屋敷などの関連地名が所在していることを示しているが、16世紀に存続していたとの記載があるものの、その歴史的な経緯については示されてはいない。


■「館跡東側の様子」

現在では茂木運送という運送会社の西隣の宅地区画に相当し現在では数件の民家所在するほかは概ね耕作地化されており、主に南側と東側から拝見した限りでは地表上の地形的な特徴を見出すことはできなかった。
ただし西側については足回りの疲労度と日没時刻との兼ね合いもあり、その詳細については確認してはいない。


■「沿道の秋バラ」



■鍛冶屋薬師堂/同所

月田館の東南東約100mほどの地点にあり、路地奥の耕作地に接した一画で些か目立ちにくい場所に所在している小堂宇である。
なおこの付近には「鍛冶屋屋敷」という伝承地名があり、この薬師堂についても「鍛冶屋」という名称が冠されている。しかしこれが中村城を指すのか或いは月田館を指すのかは関係資料の記述に異同があり不明である。


■「薬師如来像」?
「薬師如来」が画像左側の木造立像を指すのか、或いは中央の石造座像を指しているのかは不明。
この辺りから摂氏20度を超える季節外れの暑さのため、熱中症の初期症状が発生してきたらしく矢鱈に喉の渇きを覚え始めていた。
このため参拝がてら当地にて小休止をさせていただくこととなった。
そのついでまでに境内に鎮座していた庚申塔、馬頭観音などの民間信仰関連の石造物も一通り拝見をさせていただいた。


■「庚申塔」


■馬頭観音(右2体)と釈迦如来(左1体)か?

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