本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコなどの話題に終始しておりまする。なお2007年末から漸く群馬方面へと進出し、2008年6月には福島中通り方面、11月には栃木県南、12月には茨城県南、2009年2月には千葉県北部、5月には山形県村山地方と少しだけ領域を広げ始めております。              (2009/05/21 説明文更新)
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天文15年の川越城をめぐる戦いについて文献を色々と調査。
「関東古戦録」「小田原北条記」「北条五代記」と概ね「太平記」的な誇張された記述の共通性を確認し、ここまではポピュラーな史料であるため容易にことが進行。

次に、蓮田市史の中世資料編が引用している「年代記配合抄」。
これによれば「上杉勢は六千騎、北条勢の援軍は三千騎」ともっとも現実的な軍勢の規模が記されている由にて。

さて所謂「年代記」のひとつであることは間違いないものの、書誌的事項に関する情報については皆目手掛りがなし。
写本として現存しているのは「国立公文書館」と「静嘉堂文庫」所蔵の2点のみであることは確実。

残念ながら前者は書誌的事項についての認識が些か不足している模様。
別途埼玉県立図書館、埼玉県立文書館の順で問い合わせをしてみたものの如何せん情報不足で、「静嘉堂文庫」へ当方が直接問い合わせる旨示唆いただくことに。

最終的に「静嘉堂文庫」(三菱の創業者岩崎家が創設に関与)にてお世話になり一定の情報を入手。
史料としての評価は別として五十三帖から構成された比較的新しい写本とのこと。
「新編常陸国誌」の著者である仲山信名(なかやま/のぶな)が写本に関わった可能性があることと、「新編常陸国誌」の完成に寄与した色川三中(いろかわ/みなか)が静嘉堂文庫に寄贈した模様であることが判明。
然し肝心の作者、成立年代、編纂の経緯は不明のままですが、「常陸」に関わるという点が妙に内容としての信憑性を増幅させているという印象が。

いずれにしてもここまで辿り着くのに関係者の皆様にはたいへんお世話になりました。
あとは「年代記配合抄」の先の記述をどう評価するのかという当方の問題にて。

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