史進どののお誘いで、約2年ぶりの城郭探訪。
昨年一年間は、原因不明の目眩の連続。
今年に入ってからは、これにともなう運動不足と加齢による極度の筋力低下が顕著に。
とりわけ当方の足回りの老朽化は著しく、もはや慢性となった右膝痛+腰痛+右足首筋肉痛に加えて、再発した目眩+風邪気味という体たらく(>o<)
凸菅生城 常総市 8時00分から9時00分
約5年ぶりの再訪です。案内板が新らしく設置され、周辺の農道や排水路整備もかなりすすんでいましたが、屈強な藪は相変わらず健在でした。
凸内守谷城 9時15分から9時35分
菅生城の東方の台地ですが、水田などの湿地帯に阻まれ、ぐるっと大きく迂回しないと辿り着けないというこの辺り独特の地形的な特性があります。狭い農道をすすめば真っ直ぐに行けなくもないのですが、雨続きだったために路肩が軟弱なのと、車のすれ違いが難しいので安全策をとりました。
肝心の遺構はあるようなないような、この地域に多い平坦な舌状台地が広がっておりました。
凸羽生館 10時から10時30分
鬼怒川の西の法蔵寺の所在する独立丘陵が城跡と推定されています。遺構自体は微妙です。このあとはひたすら北上してつくば市方面へ移動。
凸手子生(てごまる)城 つくば市 11時30分から12時30分
主郭とこれに伴う水堀と土橋、掘跡、土塁等が残存しています。城跡の石碑もありましたが、低湿地のため地盤が軟弱で、土地改良の記念碑と思われる立派な石碑が、先年の大地震で倒壊しておりました。
凸栗崎城 13時00分から14時00分
正福寺境内北側に明確な土塁遺構が残存していましたが、現在は震災に伴う本堂の建てかえ工事等が進行しているため、城郭遺構の保全は風前の灯火かもしれません。上手くいけば、北側および西側斜面中腹の帯郭とこれに伴う部分的な土塁の方は残されるかも知れません。
凸吉沼大坪館 14時10分から14時40分
栗崎城の東側の谷津を挟んで北側に張り出した台地先端部に所在しています。
低い土塁が存在しましたが、南側方面はお馴染みの竹藪が障害となり行く手を阻んでおりました。
凸吉沼大祥寺城 14時50分から15時15分
大祥寺北側の山林の中に謎めいた大規模な堀切地形と周辺の切岸地形等を確認できますが、城郭の範囲を含めて判断に迷う部分がありました。
凸館宿城 15時20分から15時30分
城域の東側は宅地化されていましたが、史進殿の探索によりますと、西側の斜面中腹に帯郭状の地形が見られたとのことです。なお、この部分が伝聞調となっているのは、僅か幅1メートルほどのコンクリート製の水路を飛び越えることができなかったという実に悲しい事情がありました(>o<)
凸吉沼笠根城 15時40分から16時00分
台地全体で北側の低地を意識して城郭を形成しているようですが、そのほとんどが宅地内であるため確認は困難です。この城館を含む吉崎地区の城郭は、仮に同時代に存在していたとすれば、恐らくは、栗崎城に関連する寄居であった可能性も考えられますが、今後の検討課題です。
本日は、合計で1万7100歩あまり。始めは左膝に軽い痛みが。最後は、やはり左足首の筋肉痛に
なりました。
このような年寄りにお付き合いいただいた史進殿に深謝。
とうとう政府自民党が、暴挙に出た。
言わずと知れた悪名高き「特定秘密保護法」。
現在の日本が民主主義を否定する戦前の独裁国家への大きな転換点となることが危惧される特定秘密保護法案の制定。
その秘密の内容自体が公表もされないことから、原発反対運動や被災者の支援活動、ごく普通の市民運動でさえも、時の為政者・権力者の意のままに抑圧・規制の対象とされてしまう可能性。
一度制定されれば、集団的自衛権と同様の拡大解釈、あるいは条文改悪により、更に規制が強化される可能性。
国会や裁判所でさえも、その対象となる「特定秘密」を明らかにすることが出来ない仕組み。
たとえば、このFBで発言していることでさえも、「特定秘密」とされてしまう言論弾圧の世の中の到来。
報道の自由や国民の知る権利の許容範囲が、為政者の意のままとされる「特定秘密保護法案」
与党の内部でさえも慎重論がある「特定秘密保護法案」
現内閣の暴走・強行をに歯止めをかけるのは今しかない...
夕刻から桶川市で行われるコンサートに家内同伴で車で外出。
数年前に出かけたきりなので、桶川市市民ホールまでのルートは殆ど失念。
圏央道などの新しい道路も完成したこともあり、念のため早めに出発。
元々土地勘はあったので、迷わずに開場予定時刻の50分前に到着。
コンサートの選曲は一般に分かりやすいものが多かったが、保護者同伴とはいえ、乳幼児の入場については、実際にむずかるお子さんもおいでになり、コンサートの妨げとなっていた側面は否めず。
これに対するクレームの声が演奏中に起こっていたことも事実。
一時保育の態勢を整えるなどの対応も含めて一考する必要もありそう。
反面、3歳前後のお子さんでも、大人しく聞いていた事例のあったことも事実。
より幅広い年代の方に聞いてもらおうという主催者側の意図は理解できる。
しかし当該問題に対して、主催者側の一般の入場者に対する理解を深める努力も含め課題は残ったといえよう。
「ヴァイオリンとチェンバロの夕べ」のバロック音楽のコンサートを聞きに新宿の初台へ。
会場は東京オペラシティ3Fの近江楽堂。
ヴァイオリニストはFBで知り合った劉薇(リュウウェイ)さん。
会報誌によりますと、2005年頃から慢性腎不全により体調を崩され更に東日本大震災後には腎機能が急低下されたとのことです。
一時は腎臓移植手術を余儀なくされたこともあったとか。
このため暫くのあいだは本格的な演奏活動を休止されていたとのことでした。
このため本格的なコンサートは、久しぶりというお話がありました。
小さなホールですが、音楽専用ホールなので残響時間は十分すぎるほどの響きがあります。
ご本人はけっして体調万全という状態では無いご様子でしたが、熱演するその姿に感動しました。
基本的に演奏中の撮影はできないので、画像は開演前の会場の様子です。