本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコ(※2019年11月末に天国へ)などの話題に終始しております (2009/05/21 説明文更新)
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武蔵国入東郷の地下人小頭@和平
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定年を過ぎました~
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「余り遺構の無い城館跡めぐり」と「ネコいじり」並びに「観葉植物の栽培」など数だけは
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久しぶりの植物図鑑ランキング。
上位の変動で特筆されるのは、やはりこの1年間にわたる「タチアオイ」の独走。
梅雨入りから梅雨明けの鬱陶しい時期に開花する植物が、僅かとはいえこの真冬でもアクセスが発生。
そうはいってもタチアオイの通販サイト広告を掲載できるほどの代物でもなく(汗)

全体として上位5位くらいまでは、ほぼ不動のラインナップが形成されつつある様子。
その中で、よく見ると「ムクゲ」と「アジサイ」はそこそこ善戦する一方、画像更新の無いヒマワリは明らかな長期低落傾向に。
これに対して「ゴマ」は、その間隙を狙い虎視眈眈と4位を奪回しそうな勢いが窺えます。

植物名

’10/01/14 09/02/14 '08/06/09

'07/12/16

'06/07/10

タチアオイ  1位 8514 4位  3900 6位 1667 7位 1123 圏外

 ムクゲ

 2位 6962 1位  5044

 2位 3341

1位  2949

 6位  421

 アジサイ 

 3位 6073 2位  4661

1位 3609

 3位 2528 

 圏外 

 ヒマワリ 

 4位 5022 3位  4192

 3位 3158

 2位 2870 

 2位  660 

 ゴマ 

 5位 4777 5位  3274

 4位 2037

 4位 1623 

 4位  593 

 ハクモクレン

 6位 2727 7位  2229

 5位 1935

 6位 1308 

 1位  709

 コブシ

 7位 2574 8位  1964

 8位 1592

 8位 928

掲載なし 

コスモス 8位 2405 6位  2230 7位 1662 5位 1574 圏外
オオイヌフグリ 9位 1652  圏外  圏外  圏外  圏外
ノウゼンカズラ 10位 1480 圏外 圏外 圏外 圏外

 ムラサキツユクサ

 圏外 1373 圏外

 圏外

 圏外

圏外 

ヒガンバナ 圏外 1345 9位  1244  9位 1059 9位  971 5位  521

ゼブリナ

 圏外 1339 圏外 圏外

 圏外

圏外

マルバルコウ 圏外 1300 圏外 圏外 圏外 圏外

 シャガ

圏外 1276 10位 1121

10位  997

圏外

8位  334


下位では、「ハクモクレン」「コブシ」が明らかに伸び悩み、またその一方では雑草の代名詞のような「オオイヌフグリ」や「ノウゼンカズラ」がの2種類がめでたくベストテン入り。
そのほかどこにでも生えていそうな「ムラサキツユクサ」(画像のうちの一枚は「白河小峰城」の外郭部で撮影)、如何にも暑苦しそうな群生が頭に浮かぶ夏の雑草「マルバルコウ」も次点以下に浮上。
また手間をかけた栽培解説付の「ゼブリナ」が浮上してきたのは嬉しいかぎり。
そういえば比較的珍しい「タチイヌフグリ」の画像も撮影・保存してあるので、そのうち更新をせねば。
尤も「植物図鑑」と銘打つからには、せめて500種類くらいは更新せねばならないと肝に念じているものの、本業の方の進捗状況が思わしくなく一向に改善されないのであります。








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♪♪む~らの、わ~たしの、せ~んどさんは こ~とし、六十のおじいさん。
と~しをとっても、お舟を漕ぐときは、げ~んきいっぱい、櫓が響く~ それ、ぎっちらぎっちらぎっちらこ~
などという歌を幼い頃に聞いた記憶が。

昨日の12日は、59回目の誕生日。
少し昔ならば数えで還暦というところ。
おそらくは、この歌詞の六十歳も「数え齢」のはず。
また、「今年60歳を迎えることになる」と解されるのかと。
つまり小生の場合には、取りも直さず正しくこの年齢に到達してしまったのでありますな。

さて誕生日の昨日は暫くぶりに体調不良に。
朝っぱらから、やたらに足取りが重たく、帰りは更に重たく。
何時もならば往復所要時間150分前後のところが何と175分も要する始末。
自宅に到着したときには、半ば放心状態に。
日中はといえば三半規管の不具合なのか、やたらに眩暈が頻発。
加えて左肩が異常に凝りだし、ズキズキと痺れるような痛みも併発。

とはいえ昨日は往復16kmの徒歩通勤通算36日目。
足取りの重さは、点滅する青信号の横断歩道を何度か走ったこと。
あわせて足慣らしに履いているトレッキングシューズの重さを考えれば納得できるようにも。
また肩の痛みについては、背負っていた資料の束(約6Kg)によるものなのかとも。

おっ、そういえば腰痛も...これは年末の移転作業の際に痛めていたことに加えて、今週の日曜日に約60Kgの臼を一人で持上げたのが原因らしく(苦笑)
まあ、何れにしても体力は緩やかに低下の一途を辿っていることだけは間違いのないところかと。

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9日の土曜日は、自宅を午前6時50分に出発。
今回訪れた個所は海上自衛隊下総航空基地の周辺部。
朝方は所々路面の凍結個所が散見されるも、この点で千葉方面は比較的安全地帯。
また竹薮の切株や枝に注意さえすれば、クマ、イノシシなどに出会う危険性も無く運動不足解消には最適。


金山寺山城(千葉県柏市) 9時10分から10時15分

天台宗円林寺と鳥見神社の辺りが城館跡の模様。
確かに円林寺境内東側を中心に土塁状地形が残存し、これに続く北側部分は櫓台に見えなくもない平坦地も。
また崖線の一段下には腰郭状地形も確認。

金山寺山城
金山寺山城

しかし、本来は北側へと続く削平された台地部分もその領域の一部とのこと。
こちらも土取りにより台地が消滅し僅かに道路の形状だけが台地跡の形態をとどめるのみ。


冨塚城(千葉県白井市)  10時30分から11時10分

この城館跡は正確な所在地は不明。
消滅したとの資料記載もあり、あくまでも漠然とした資料などから比定したに過ぎない場所。
それでも幸い麓の梨園に向けて西側へと張出した斜面沿いには、確かに2条に分岐した人工的な空堀・土塁地形が現存。
しかし、この地形が農道、里道とは無縁ではないとも断定できずもまたその年代も不明。

富塚城
富塚城


藤ヶ谷城(千葉県柏市) 11時25分から12時40分

この2年ほどの間に10往復以上は通過している国道16号線。
何時もは崖線部に一瞥するだけで、まじまじと眺めたのは今回が初めて。
その名も「藤ヶ谷交差点」付近が城跡。
城跡の推定地が通行量の多い国道で分断されているので信号待ちにやたらと時間を消費。
また折しも南西側の台地辺縁部では法面の造成工事中。
通称「元屋敷」とも云われた辺りは、跡かたもなく伐採、伐根、整地。

藤ヶ谷城付近の台地
藤ヶ谷城付近の台地

北東部の腰郭状地形も広大な駐車場へと変貌。
僅かに北西部の崖線地形と香取神社境内周辺などに城跡の残滓があるようにも。


藤ヶ谷中上城(千葉県柏市) 13時00分から13時20分

この正確な所在地は未確認。
というよりも、この地域ではよくある事例で土砂の採掘により台地ごと消滅したとのこと。
周辺には経緯不詳の土塁状地形なども確認できますが、木々に視界等を妨げられ地形全体の概要も掴めぬままに撤退。
恐らくはうろついていた辺りの北側一帯が該当地であったのかとも。

多分無関係な地形
多分無関係な地形



高柳谷中台城(千葉県柏市) 13時40分から14時10分

東隣には海上自衛隊下総航空基地の滑走路が南北方向に敷設。
コンビニストアのスリーエフと「蓮華閣」の墓地の辺りが城館跡である模様。
なお「蓮華閣」付属墓地は、「宮田原古墳群」そのものとのこと。

高柳谷中台城
高柳谷中台城

年の墓所と小規模古墳が入り混じり、ここが城館跡といわれても今ひとつイメージが湧きにくい台地辺縁部なのでありました。


高柳城(千葉県柏市) 14時30分から15時00分

県道8号線の東側台地山林内に空堀と土塁が残存。
特に土塁西側切岸部分の高さは2mを遥かに超える個所も存在。

「沼南町史」では小規模な屋敷跡との示唆。
二重土塁との記載がなされているものの、竹林等に視界と移動が遮断。
このため明確なラインを追うのは余り容易とはいえず概念図の下書き作成に一苦労を。

高柳城
高柳城

また西側に所在する天台宗善龍寺は東側の台地より移転したとの寺伝もあるとか。
そうすると、城館⇒菩提寺或いは寺構の一部というような仮説も考えられなくもなく。


佐津間城(千葉県鎌ケ谷市) 15時40分から16時30分

始めに駐車スペース探しに時間を浪費。
次に肝心のアクセスルートがなかなか見つからず。
漸く遺構麓東側に設置された城跡の説明板をみつけたものの、今度は登り口が見当たらず。

徐々に1月の太陽は傾き辺りは夕闇につつまれ始め、やむなく南側の空堀先端部へ直登。
そうはいっても、その比高差は僅かに6m余り。
そのまま櫓台状の土塁に登り、小口付近の一部を除いて土塁に取り囲まれた主郭を俯瞰。

佐津間城東側土塁
佐津間城東側土塁

遺構そのものについては、確かに評判通り良好な状態で現存していたことは事実。
しかし残念なのは、予想外の不法投棄された建材、廃材、家庭用大型ゴミ等々ゴミの数々。


トリの佐津間城を除くと、まず余程の物好きでもなければ訪れないような城館跡ばかり。
7か所のうち2か所は所在地自体を特定しえてはいないという代物。
それでも、昨日は4時間余りの時間を要してコツコツと「概念図」を作成。
作成は早いものの、余りに遺構が少ない場合には「書き上げた」という達成感は皆無に近く(苦笑)

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2009年3月頃から、ボチボチと作成し始めた概念図。
昨年末現在までに作成した件数は約80か所ほど。
現状の更新遅滞要因であると共に、探訪時間の浪費要因ともなっております。

手法としては、概ね俯瞰図と平面図に分類。
表現方法を習得するには、模倣が手っ取り早いとはいうものの余りに安易な手段。
純粋に現地情報をベースにして作成したものは半数以下という低レベル。

平地、台地に占地している場合には、押並べて比較的作成が容易。
つまりは誤魔化しが効きやすく(汗)
然しある程度の規模を有する山城の場合が色々な意味で一番の難関。
まず、俯瞰図、平面図何れの場合にも共通する城郭遺構以外の自然地形の表現方法。
これを平行線で描くのか、ボカシの手法で描くのか、等高線表示で誤魔化すか等々の問題が。

TPOも視野に入れ筆記用具は何がベストかという問題も。
県地でのメモ用としては今までの体験から、耐寒性を考慮し0.5mmの水性ボールペン(Blue)を使用。
しかしこれは非常に鮮明に分だけ、訂正の際の上書きが効かず(苦笑)

新府城の概念図
新府城概念図(Ver.1)

さて概念図用として、最近の何枚かはデッサン用シャープ・ペンシルの硬度B/0.9mmを使用。
以前は硬度B/0.5mm、この間までは同じく0.7mmを使用。
因みに今までに硬度H、HB、B、2Bの4種類、芯径は0.5mm、0.7mm、0.9mmで試し書き。
変遷の理由は指の疲れ、筆圧、ラインの均一性などによるもの。
また水性ペン、水性ボールペンでは事実上修正が困難(笑)

城絵図や村落絵図を眺めていると、省略法と墨の濃淡を取り混ぜた水墨画のような手法もあるのかとも。
と、長い前置きをしたうえで漸く出来上がったのが「新府城」(Ver.1)。
ご覧のように、前置きの如くに北東方向の斜面の描写を誤魔化しております~
無論原図となった縄張り図は、「戦国武田の城」(中田正光/有峰新社)収録のもので、けっして管理人のオリジナルではありませぬ。
但しこれらを含む3枚の概念図の作成だけで、大晦日と元日の両日にわたる作業時間は延々6時間以上に及び...(爆)

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2009年の更新件数は僅かに53件にとどまりました。
そのうち48件が新規で、修正・追記が5件。
パソコン環境の不具合、加齢に伴う記憶力の減退・老眼の進行、持病に伴うミニ入院、さらには下手なお絵描き等が影響したということで何卒宜しくご理解のほどを。

その一方先ほど集計したところ、探訪件数は新規だけでも161か所に。
尤もその9割近くは上半期に集中。
いうなれば未更新在庫が肥大化・増殖の真っ最中。
つまるところ収支バランスは完全に悪化の一途。
このような事情からなのか、11月以降の探訪日数は僅かに4日間で計17か所のみという情けなさ。

このようなサイトでございますが、一年間のご愛顧を賜りましたことを心より御礼申し上げる次第にございます。
あわせて謹んで皆様方のご多幸とご健勝を祈念申し上げ...
これでは恰も企業&団体の年末挨拶のような...(苦笑)

不況の折から明るい話題が乏しい年末ではございますが、皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

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