本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコ(※2019年11月末に天国へ)などの話題に終始しております (2009/05/21 説明文更新)
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武蔵国入東郷の地下人小頭@和平
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定年を過ぎました~
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「余り遺構の無い城館跡めぐり」と「ネコいじり」並びに「観葉植物の栽培」など数だけは
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過換気による呼吸障害の症状は長期安定態勢に入り一息。
もっとも、自律神経を制御するため処方された薬剤の服用は継続。
狭心症気味の症状も、血管拡張剤を所持しているせいか概ね安定。
右膝の関節障害は全力疾走は別として、通常の歩行自体には支障なし。
アレルギー性の喘息は気管支拡張剤で制御。
ここ3ヶ月ほどほぼ毎日発症しているじん麻疹は、市販の非ステロイド系の外用薬で抑制。
偏頭痛は、処方された頭痛薬の効果が確認。
緊張性頭痛は、自然治癒に委ねることに。
6月の浴室での転倒による首の痛みは時折顔を出す程度。
高脂血症は一進一退。

しかし、今度は数日前から左手の痺れが酷くなり、特に中指の第2関節から先の感覚が時折消失傾向に。
左手自体の動作に特に大きな支障は無いものの、キーボードの打ち間違えは増加していることは明らかな事実。
新たな脳梗塞が発生した兆候は記憶に無いので全く原因不詳。
こうして、ブログを打ち込んでいるときも「緊張性頭痛」「左手の痺れ」は目下継続中。

最近は「無病息災」ではなく「一病息災」との格言もあるとか。
小生の年代の持病としては、やはり少なくは無い方なのでしょうか。

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15世紀を中心に畿内地方で頻発した土一揆。
現在、「土一揆の時代」(2004/神田 千里 著/吉川弘文館)を読み始めています。
正長の土一揆、嘉吉の土一揆などそれぞれの土一揆により守護、幕府側対応も異なり、民衆蜂起の側面もあれば下級武士階層による強訴・略奪、さらには幕府内の権力闘争と関わっている事例もあるとのこと。
40年以上前に高校の日本史の教科書に記述されていた説明とは大きな隔たりが。

当時は全共闘全盛の世相を反映し、中世の民衆による支配者の圧政に対する階級闘争としての評価が底流にあり、やがては山城国一揆などの当時の封建支配機構に対する大規模な民衆の解放闘争のような捉え方をする潮流が支配的であったように記憶しています。

さて、当時土一揆の向かう先は主に土倉、山門(荘園領主)などの当時における金融資本側。
さしずめ、現代の消費者金融と銀行業界といった所でしょうか。
土倉、山門側も防衛のため幕府に政治資金(賄賂)を渡し軍事的な援助を要請し、徳政の限定やその施行に歯止めをかけるべく奔走。

この辺りは現在の銀行業界を含む消費者金融業界と政界の繋がりのルーツのようで大変興味深いものがあります。
それにしても、テレビのCMを見ていて腹が立つのは「ご利用は計画的に」「借りすぎにご注意」などの内容。
大体において金銭感覚が計画的な人間は消費者金融を利用しません。
クレジットカードの使用にしてもリボルビングなどは使わずに1回払いを厳守。

通常の消費者金融のCMを含めて自粛し、その分利息を下げるとか、所謂グレーゾーンの金利を撤廃するのが本来的社会正義というものであるはず。
最近、債務者の自殺により生命保険で資金回収している実態が告発され次第に明るみに。
告発し正すべきは、消費者金融に資金提供し直接は手を汚さずに利鞘を稼ぐ銀行業界の姿勢と政治資金としての還流のため動きの鈍い政界。

金融業界の利潤を生み出す仕組みと政界の癒着の構図が、これだけ明確になりながらも、「土一揆」を起こさずに「自己破産」「民事再生」「自殺」による手段しか多重債務の呪縛から脱出する方法を持たない我々庶民の置かれた状況に関しての歴史的評価は、後世において果たしてどのように記述されていくのでしょうか。

現在の我国に、北朝鮮のその独裁的な政治体制を批判しうる「民主主義国家としての矜持」が本当にあるのかどうか、小生にとってはそんな疑問を提起してくれる本です。

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昨日の埼玉新聞の「県西」版に飯能市周辺の山間部で「ツキノワグマ」および「イノシシ」の出没情報が掲載。
8月下旬頃にも秩父のミューズパークの裏山付近で、同様の情報がもたらされていました。

「熊避けの鈴」「携帯ラジオ」などによる遭遇機会の回避は不可欠。
しかし、実際に出会ったら....さてどうしたものか、などと考えている暇は無いはず。
このため結構真剣に近くのホームセンターにて必携グッズを物色中。
とはいえ刃渡り30センチ近くの大鎌や枝打ち専用の大鉈などを所持し弁慶の七道具のような格好で歩いていたら、忽ち不審者徘徊情報として通報の上、当局による身柄の拘束は必定。
いずれにしても山城方面については、冬眠の時期まで自重することが肝要かも知れません。

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川島町の「上井草堀の内」の推定所在地を勘違いしてからというもの、ここのところテンションが大幅に下がっています。
加えてこの先11月下旬頃までは、休みも不定期・不確実の見通し。
従って訪城もHPの更新も共に停滞中。
そんなことで、気持ちを切り替えて野生化していた園芸種の草花の元気な画像を公開。

しかし、自宅のプランターで3年ほど前に栽培して半ば失敗した記憶が次第に甦り...という訳でますます落ち込んできたような(笑)
そういえば、反対に昨年死滅したと思っていたペチュニアやサフィニアが今年はそれぞれ勝手に花を咲かせ、放置しておいたプランターやネコの額ほどの日当たり風通しの悪い玄関脇の地面に他の雑草類とともに共生していました。

最近読了したばかりの「植物生態学」の入門書によると、植物にとっては「最高条件」と「最適条件」があるそうで、ある程度、生育条件上の競争が存在(最適条件)する方が却ってその植物としての植生競争力を高めて成長を活性化させるという事例・法則性が存在するようです。
これに対して「最高条件」の環境下では、却って成長の阻害、枯れ死を早める事例が散見されるとのこと。
「衣食足りて礼節を欠く」との言葉がそのまま当てはまるような「物質的な豊かさ、便利さ、目先だけの経済性」などを追い求めてきた我々日本人の行く末を示唆するように思えてなりません。

下記の画像は越辺川の堤防の外側に半ば野生化していたトレニア。
植物図鑑によれば、ゴマノハグサ科トレニア属の1年草または多年草であると記されています。
露草類などの頑健な野生植物と共生していたので、おそらくは多年草かと思われます。
また、背景に写り込んでいる少しカラフルな露草のような野草も、園芸種のトラデスカンチアの一種かと思われます。


比企郡川島町上井草
越辺川堤防外にて(金乗院南側)

20006/09/04 撮影

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川島町「上伊草堀の内」の所在地を、何時ものことながらものの見事に勘違い。
この上井草地域は戦後に治水対策が完備するまでは、越辺川の洪水などの水害に度々見舞われた結果としての肥沃な水田地帯で、また至るところにかつての堀跡のような用水路が所在しているためなど...貧弱な経験を頼りにして見苦しい言い訳。

自分の勘違いを気づいたきっかけは「道祖土氏」の存在。
その「道祖土氏館」について纏めようと「川島町史 資料編 古代・中世」(2002/川島町)をの中世のページをじっくりと調べていると、何と471ページに地租改正後の明治13年に作成された「道祖土氏屋敷図」が掲載されていることを発見。
元来が資料編のため内容の殆どが古文書と板碑関係。
このためかなり辟易しながら眺めていたこともあり、その意外な展開に欣喜雀躍。
訪城時に撮影した堀跡もその形状とともに明確に記されていました。
実を言うと、A4サイズ2段組み845ページ、総重量2.14kgという分量に圧倒され、事前に良く見ていなかっただけのことですが(汗)

しかし26点の古文書が伝わる道祖土家文書の全文を逐次確認していると、586ページに「上伊草堀の内」の屋敷周辺図が掲載されているのに出くわしました。
小生が「川島町の地名」(1999/川島町)、ゼンリンのウェブ地図と国土地理院の2万5千分の1の地形図から推定した場所とは明らかに異なり、無常にも200mほど北側の旧家の辺りを示していました。
今でも、できることなら見落とすべきだったと後悔(笑)

小字としての地名と「堀の内」と推定される所在地にの間には、どうやら微妙なズレが存在していたようです。(明らかに言訳)
こうなると、もう意地でも「堀の内」は複数個所存在していたと言い張りたい所。
しかし歴史の改竄が許される筈も無く...どうやら、この画像の手前約150m付近一帯が本来の「堀の内」の所在地のようです。
「掲載図」の一覧(目次)があれば、直ぐに気が付いたのですが、、、などと再び言い訳を。

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