本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコ(※2019年11月末に天国へ)などの話題に終始しております (2009/05/21 説明文更新)
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ここのところキノコとは不思議な縁が。
馴染みの大腸ポリープ切除に続いて、今度はベッコウタケが繁殖中。
と、いっても自分の体ではなく、ケヤキの木に寄生する「根株腐朽菌」(ねかぶふきゅうきん)の話。
8月25日に仙台市の青葉通りで発生した倒木事故も予想通りこれが原因で。
また7月には熊本県でも街路樹のケヤキが倒れ、当該損害賠償請求を認める地裁での判決も。
身近なところでは、仕事先のケヤキもこの被害に遭遇。
今の時期ならば緑陰となるべきところが、梢の全体が枯死状態。
枯れ枝の落下事故防止のため、この際労災を覚悟で梯子を立掛けて地面から6mほどの高さの枯れ枝を伐採(冷汗)
長さ約3m、太さ最大40mmの枝は完全に枯死。
また蟻が巣を作り当該断面の約25%程が腐食。
素人目にもベッコウタケに寄生されたことにより、樹木全体が末期症状を呈しているように映るのでありました。
加えて、居住地近くのケヤキ並木の内、5本から6本ほどが同様の被害を被っている模様。
本日の午後には「打音調査」、「根元の土壌確認」など、最低限の対策が実施されておりました。
なお通院の帰り道に寄り道して、約30本ほどのケヤキを観察。
概ね良好と判断されましたが、1本だけは梢の一部に時期外れの枯れ枝を確認。
「ベッコウタケ」の寄生については樹齢とは余り関係がなく、街路樹など地表部分(地面)の狭い環境下に置かれていることに共通点のあること。
つまりは太陽からの紫外線の影響等を受けず、「菌糸」自体が繁殖しやすい環境下であるものと考えられるのであります。
これに加えて、所謂地球の温暖化あるいは今年の日照不足なども影響しているものと推察しておりまする。
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