10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 8 | 9 | ||
10 | 11 | 12 | 13 | 15 | 16 | |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
「城郭図鑑」管理人様より、松ヶ崎城を見るならば今が旬との貴重な情報。
とはいえ今シーズンから下総方面探訪を始めたばかりの当サイト管理人であります。
土地勘の無いことは甚だしく、国道16号線沿線から少しでも外れると忽ち迷子になるのであります(汗)
あ、カーナビなどというものは搭載しておりませぬ。
また仮に搭載したとしても操作方法が分からず、老眼の進行により小さな画面が見えないのであります。
然しここで行かねば果たして何時いけるかと、迷子恐れるに足らずとの決死の覚悟を持って出陣。
幸いにして迷子になったのは予め予定しておいた夕食の場所を探したときのみ(笑)
凸松ヶ崎城(柏市) 12時00分13時30分
諸般の事情から城跡の樹木がきれいさっぱりと伐採。
一部消失した遺構もあり、消失部分の確認も含めて縄張図と照合。
小口の土塁の一部と崖線およびその直下の腰郭が不明となっている模様
史跡整備途上にもかかわらず、話題性のある城跡ということもあり地元市民の方々を始めとして終始見学者は途切れることなく。
中世城館跡の探訪で見学者に出会うことなどは極めて稀な体験。
凸根戸城(我孫子市) 14時15分から15時30分
主郭部分以外はそろそろ草が伸び始めて探索には厳しい季節。
主郭の高土塁、折のを伴う空堀、城跡東端部の櫓台、土橋等の遺構が明瞭に残存。
西側からは宅地化の波、北側には常磐線、東側には新しい市道建設と市街地化の著しい周辺地域の事情を斟酌する限りでは奇跡的な城跡。
文化財等説明版が市道建設に伴い城跡東側の一部を削り取った防護壁に埋め込まれていることも何やら象徴的で。
凸増尾城(柏市) 16時00分から16時40分
実は余り期待しないで訪れた城館跡。
というよりも、残り時間の関係で最も距離が近くかつ確実に遺構を観察できると思われたのがこの増尾城なのでありました。
事前の期待に反して遺構状況は極めて良好。
郭内側での土塁の高さも3mを超える規模。
また櫓台としか表現ができない土塁の張り出し部分も明確で大規模。
城址公園のため土塁などが幾分磨耗している感触もありますが、それだけ地元の方々に親しまれているという傍証かとも。
凸本多藩陣屋(流山市) 17時30分から17時35分
数合わせのために用意をしておいた城館跡。
予め立寄ることを予定しておいた流山市立図書館が陣屋址の一部という好条件。
尤も遺構等は皆無にちかく、あえて関連性のあるものといえば台地上の地形と後に県庁が置かれたことに伴う石碑のみ。
凸流山陣屋(同上) 17時40分から17時50分
例えが失礼極まりますが、正しく行きがけの駄賃のようなもので(苦笑)
図書館から徒歩約5分。
折しも黄昏時のため、大河ドラマブームの去った後の一抹の侘しさが漂う土蔵前に整備された石碑等を撮影。
この後、市立図書館にて関連資料の複写作業を実施。
自治体史関係が周辺の一部地域を除いては以下整理されていないことを除けば郷土史コーナーは概ね充実。
早速に下総へ足をお運びになられたようで、
お奨めした甲斐がございました。
松ヶ崎、根戸、増尾と遺構残存度で言えば、
柏周辺ではベスト3かと思われます。
これ以外ですと箕輪城、戸張城が
まずまず遺構が残す城跡ですが、
今の季節ではやや確認しづらいかもしれません。
残存部分は一部ですが、見応えのある城跡としては、
小金城、前ヶ崎城、根木内城あたりがよろしいかと。
千葉の城、案外面白いですよね。
>早速に下総へ足をお運びになられたようで、
>お奨めした甲斐がございました。
早速のコメントを賜り恐縮に存じまする。
時間差にして5分と差異がないような(驚)
草木の成長と競争のような探訪となりましたが、来週の月曜日ではさらに厳しく思え有給休暇を取っての出陣とあいなりました。
>松ヶ崎、根戸、増尾と遺構残存度で言えば、
>柏周辺ではベスト3かと思われます。
風邪でのどをやられましたので、早起きができず。
結果的には、時間がなくなり結果的にこの3か所に。
>これ以外ですと箕輪城、戸張城が
>まずまず遺構が残す城跡ですが、
>今の季節ではやや確認しづらいかもしれません。
>残存部分は一部ですが、見応えのある城跡としては、
>小金城、前ヶ崎城、根木内城あたりがよろしいかと。
>千葉の城、案外面白いですよね。
案外どころか、かなり嵌ってしまいました(笑)
茨城県南部と同様に、登る手間が省けるところが体に優しく。
具体的な情報ありがとうございます。