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日本形成外科学会の公式ホームページの記述によれば、耳下腺腫瘍の発症率は10万人あたり1から3人とされている。
従ってどちらかといえばマイナーな疾患ということになるのかも知れない。
県内に限らず全国の病院の手術実績などを散見した限りでは、年間当たり10件から20件程度が記載されている程度であり、2次救急などの指定を受けている地域の中核病院などの場合には手術対応が確認できないところも少なくなかった。
また耳下腺腫瘍は大きく分けて「多形腺腫」と「ワルチン腫瘍」とに分類されるとされているが、因みに自分の場合には約8割程度を占めるとされる多数派の「多形腺腫」に属している。
また悪性新生物(いわゆる癌)である確率は2割以下程度とされており、自分の場合は検体の検査からは幸いにして良性とされていた。
これらの手術後における再発率については、一般に2割程度とも云われていることから、さらにマイナー、すなわち少数派に属しているということになる模様である。
あくまでも単純計算の上では、1年を目安とした同時期における耳下腺腫瘍再発者というのは約200人程度に過ぎないというようなことになるらしい。
尤も自分の場合には腫瘍の位置が深葉といわれている顔面神経および耳下腺の裏側に位置していたことから、当初は全摘出を予定していたものの、顔面神経温存などとの関係から手術の所要時間が5時間を超えたものの全摘出までには至っていないという事情がある。
こうした事情からも、通常の場合は2割程度とも云われている再発の可能性自体についてはある程度高かったという可能性も内包されていたものと考えられる。
なお前回の耳下腺腫瘍の切除手術は2017年2月であることから、術後約5年半後の再発事例ということになる。
また、自分のブログを確認した限りでは2018年の秋口頃に最後の経過観察通院が行われている。
なお今回の再発が認識されたのは先月の月末頃であり、医学的な確定診断を受けたものではなくあくまでも自分自身による触診によるものである。
そうはいっても、ほぼ前回と同じ右耳下部という部位であり、「しこり」自体の感触からも先ずほかの要素は考えられない。
では、実際に何時頃から「しこり」が目立ち始めたかというと、少なくとも今年の梅雨入り前には殆ど自覚していたようなことは無かったと思う。
そういう状況から今回の再発はかなり「しこり」の拡張速度が速いということになることだけは明確である。
また、今回の再発については「腫れ」と「鈍痛」という症状を自覚しており、これについては以前の時には記憶のない症状であった。
尤も、本日現在では「腫れ」と「鈍痛」という症状についてはほぼ緩和されており、「しこり」自体のサイズ感も縮小しているように感じている。
明日は別途元々右腕の「切除腺腫」を予約している。
いわゆる簡易な「日帰り手術」なのではあるのだが、何某かの「耳下腺腫瘍」との関りが背景に存在しているという可能性も、別途「何時も痰が絡む」「全身掻痒」などとの諸症状とも相俟って頭に浮かぶ。
というように、時々メモをしておくことが不可欠となってきたらしい。
とくに古希を過ぎ時系列等を含めて記憶と認識に著しい劣化(ボケないしは認知力低下)を生じていることに直面して、茫然とため息をつく昨今なのである。