本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコ(※2019年11月末に天国へ)などの話題に終始しております (2009/05/21 説明文更新)
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職場の近くの「こぶしの里」のコブシの開花状況が見ごろに。
本日は休みではありますが、風もなく穏やかな日和ということもあり自宅で自宅でごろごろと養生していても仕方がないので自発的出勤に切り替え。
某国営放送局の朝のローカルニュースに取り上げられたこともあり、今シーズンは現在のところ例年の3倍ほどの人出にて。
現在の体調では城館探訪をするには些かのリスクも懸念。
然し臨時駐車場の開閉と施設の管理程度の仕事ならば、直ちにどうのこうのということもなさそうな容態と判断。
「こぶしの里」の付近には道路も狭く公衆トイレもなく、来訪者の方々の便宜を考慮して関係方面と調整を図り急遽臨時開館した次第。
平日とはいえ来館者は60名を越え、入館しなかった方も含めると軽く100名を越えていた模様。
肝心のコブシの開花状況は生育条件により3分咲きから8分咲きとまちまち。
日当たりの良い高木が最も開花が早く、日当たりの芳しくない低木は未だに難く蕾を閉ざしているものも。
春の訪れを告げるコブシの花
2007/03/12 撮影
本日は休みではありますが、風もなく穏やかな日和ということもあり自宅で自宅でごろごろと養生していても仕方がないので自発的出勤に切り替え。
某国営放送局の朝のローカルニュースに取り上げられたこともあり、今シーズンは現在のところ例年の3倍ほどの人出にて。
現在の体調では城館探訪をするには些かのリスクも懸念。
然し臨時駐車場の開閉と施設の管理程度の仕事ならば、直ちにどうのこうのということもなさそうな容態と判断。
「こぶしの里」の付近には道路も狭く公衆トイレもなく、来訪者の方々の便宜を考慮して関係方面と調整を図り急遽臨時開館した次第。
平日とはいえ来館者は60名を越え、入館しなかった方も含めると軽く100名を越えていた模様。
肝心のコブシの開花状況は生育条件により3分咲きから8分咲きとまちまち。
日当たりの良い高木が最も開花が早く、日当たりの芳しくない低木は未だに難く蕾を閉ざしているものも。
春の訪れを告げるコブシの花
2007/03/12 撮影
高齢者のボランティアの方々を引率していく研修先を物色中。
とりあえず明日が下見の予定。
然し天候はたぶん雨模様かと。
そういえば昨年もそぼ降る雨の中を秩父の旧吉田町まで往復した記憶が。
今回は吉見町を予定しているので至って距離も近いこともあり気が楽。
さて計画では「吉見百穴」を見学するグループと、「武州松山城」を見学するグループに分けるつもりにて。
2年前に鉢形城を訪れた際には途中で引き返す人が過半数に達し、結果的に鉢形城の中を一人で走り回ることとなった次第。
そうした経験を生かすべく石段の所在する搦手は避けて、大手口とされる平坦な個所から本郭を目指すルートを検討。
かくてますます仕事と趣味がボーダレス化していくのでありました。
とりあえず明日が下見の予定。
然し天候はたぶん雨模様かと。
そういえば昨年もそぼ降る雨の中を秩父の旧吉田町まで往復した記憶が。
今回は吉見町を予定しているので至って距離も近いこともあり気が楽。
さて計画では「吉見百穴」を見学するグループと、「武州松山城」を見学するグループに分けるつもりにて。
2年前に鉢形城を訪れた際には途中で引き返す人が過半数に達し、結果的に鉢形城の中を一人で走り回ることとなった次第。
そうした経験を生かすべく石段の所在する搦手は避けて、大手口とされる平坦な個所から本郭を目指すルートを検討。
かくてますます仕事と趣味がボーダレス化していくのでありました。
天文15年の川越城をめぐる戦いについて文献を色々と調査。
「関東古戦録」「小田原北条記」「北条五代記」と概ね「太平記」的な誇張された記述の共通性を確認し、ここまではポピュラーな史料であるため容易にことが進行。
次に、蓮田市史の中世資料編が引用している「年代記配合抄」。
これによれば「上杉勢は六千騎、北条勢の援軍は三千騎」ともっとも現実的な軍勢の規模が記されている由にて。
さて所謂「年代記」のひとつであることは間違いないものの、書誌的事項に関する情報については皆目手掛りがなし。
写本として現存しているのは「国立公文書館」と「静嘉堂文庫」所蔵の2点のみであることは確実。
残念ながら前者は書誌的事項についての認識が些か不足している模様。
別途埼玉県立図書館、埼玉県立文書館の順で問い合わせをしてみたものの如何せん情報不足で、「静嘉堂文庫」へ当方が直接問い合わせる旨示唆いただくことに。
最終的に「静嘉堂文庫」(三菱の創業者岩崎家が創設に関与)にてお世話になり一定の情報を入手。
史料としての評価は別として五十三帖から構成された比較的新しい写本とのこと。
「新編常陸国誌」の著者である仲山信名(なかやま/のぶな)が写本に関わった可能性があることと、「新編常陸国誌」の完成に寄与した色川三中(いろかわ/みなか)が静嘉堂文庫に寄贈した模様であることが判明。
然し肝心の作者、成立年代、編纂の経緯は不明のままですが、「常陸」に関わるという点が妙に内容としての信憑性を増幅させているという印象が。
いずれにしてもここまで辿り着くのに関係者の皆様にはたいへんお世話になりました。
あとは「年代記配合抄」の先の記述をどう評価するのかという当方の問題にて。
「関東古戦録」「小田原北条記」「北条五代記」と概ね「太平記」的な誇張された記述の共通性を確認し、ここまではポピュラーな史料であるため容易にことが進行。
次に、蓮田市史の中世資料編が引用している「年代記配合抄」。
これによれば「上杉勢は六千騎、北条勢の援軍は三千騎」ともっとも現実的な軍勢の規模が記されている由にて。
さて所謂「年代記」のひとつであることは間違いないものの、書誌的事項に関する情報については皆目手掛りがなし。
写本として現存しているのは「国立公文書館」と「静嘉堂文庫」所蔵の2点のみであることは確実。
残念ながら前者は書誌的事項についての認識が些か不足している模様。
別途埼玉県立図書館、埼玉県立文書館の順で問い合わせをしてみたものの如何せん情報不足で、「静嘉堂文庫」へ当方が直接問い合わせる旨示唆いただくことに。
最終的に「静嘉堂文庫」(三菱の創業者岩崎家が創設に関与)にてお世話になり一定の情報を入手。
史料としての評価は別として五十三帖から構成された比較的新しい写本とのこと。
「新編常陸国誌」の著者である仲山信名(なかやま/のぶな)が写本に関わった可能性があることと、「新編常陸国誌」の完成に寄与した色川三中(いろかわ/みなか)が静嘉堂文庫に寄贈した模様であることが判明。
然し肝心の作者、成立年代、編纂の経緯は不明のままですが、「常陸」に関わるという点が妙に内容としての信憑性を増幅させているという印象が。
いずれにしてもここまで辿り着くのに関係者の皆様にはたいへんお世話になりました。
あとは「年代記配合抄」の先の記述をどう評価するのかという当方の問題にて。