本来は中世城館跡めぐりがテーマのはずでありました。もっとも最近は加齢と共に持病が蔓延し本業が停滞傾向に...このためもっぱらドジなHP編集、道端の植物、食べ物、娘が養育を放棄した2匹のネコ(※2019年11月末に天国へ)などの話題に終始しております (2009/05/21 説明文更新)
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此処へきて幾分冬に逆戻りしたかのような陽気に。
如何なる服装で出勤すべきか診断に迷う次第。
総じて春に向かっていることだけは間違いのないところかと。

早咲きのハクモクレンは開花スピードが速かったこともあり終焉に差し掛かった模様。
一方コブシの方というと気温の影響で開花の速度が低下している様子にて、結果的に花期が長くなる可能性も。


コブシ
「こぶしの里」のコブシの花
2007/03/12 撮影

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職場の近くの「こぶしの里」のコブシの開花状況が見ごろに。
本日は休みではありますが、風もなく穏やかな日和ということもあり自宅で自宅でごろごろと養生していても仕方がないので自発的出勤に切り替え。
某国営放送局の朝のローカルニュースに取り上げられたこともあり、今シーズンは現在のところ例年の3倍ほどの人出にて。

現在の体調では城館探訪をするには些かのリスクも懸念。
然し臨時駐車場の開閉と施設の管理程度の仕事ならば、直ちにどうのこうのということもなさそうな容態と判断。

「こぶしの里」の付近には道路も狭く公衆トイレもなく、来訪者の方々の便宜を考慮して関係方面と調整を図り急遽臨時開館した次第。
平日とはいえ来館者は60名を越え、入館しなかった方も含めると軽く100名を越えていた模様。

肝心のコブシの開花状況は生育条件により3分咲きから8分咲きとまちまち。
日当たりの良い高木が最も開花が早く、日当たりの芳しくない低木は未だに難く蕾を閉ざしているものも。

春の訪れを告げるコブシの花
春の訪れを告げるコブシの花
2007/03/12 撮影

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連日の暖かさに誘われて、「雛人形展」の入館者は本日だけでも軽く100名突破。
例年この時期には1桁台の入館者も珍しくはない中で、以前よりも広報宣伝関係に力を入れたとはいえまさに春の椿事の様相かと。

古民家の庭では今月1日の日にハクモクレンが咲き始めて本日現在は一分咲きに。
コブシ、ヒメコブシも最早開花寸前で、明日辺りには完全に開花する可能性も。
何れも記録的な暖冬が原因とはいえ、平年に比べて3週間以上前倒しという驚異的な春の訪れの早さ。
尤もさすがにソメイヨシノは未だ蕾が膨らんできたという気配はありませぬが。


早咲きのハクモクレン
例年より3週間早咲きのハクモクレン
2007/03/03 撮影

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高齢者のボランティアの方々を引率していく研修先を物色中。
とりあえず明日が下見の予定。
然し天候はたぶん雨模様かと。

そういえば昨年もそぼ降る雨の中を秩父の旧吉田町まで往復した記憶が。
今回は吉見町を予定しているので至って距離も近いこともあり気が楽。
さて計画では「吉見百穴」を見学するグループと、「武州松山城」を見学するグループに分けるつもりにて。

2年前に鉢形城を訪れた際には途中で引き返す人が過半数に達し、結果的に鉢形城の中を一人で走り回ることとなった次第。
そうした経験を生かすべく石段の所在する搦手は避けて、大手口とされる平坦な個所から本郭を目指すルートを検討。
かくてますます仕事と趣味がボーダレス化していくのでありました。

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天文15年の川越城をめぐる戦いについて文献を色々と調査。
「関東古戦録」「小田原北条記」「北条五代記」と概ね「太平記」的な誇張された記述の共通性を確認し、ここまではポピュラーな史料であるため容易にことが進行。

次に、蓮田市史の中世資料編が引用している「年代記配合抄」。
これによれば「上杉勢は六千騎、北条勢の援軍は三千騎」ともっとも現実的な軍勢の規模が記されている由にて。

さて所謂「年代記」のひとつであることは間違いないものの、書誌的事項に関する情報については皆目手掛りがなし。
写本として現存しているのは「国立公文書館」と「静嘉堂文庫」所蔵の2点のみであることは確実。

残念ながら前者は書誌的事項についての認識が些か不足している模様。
別途埼玉県立図書館、埼玉県立文書館の順で問い合わせをしてみたものの如何せん情報不足で、「静嘉堂文庫」へ当方が直接問い合わせる旨示唆いただくことに。

最終的に「静嘉堂文庫」(三菱の創業者岩崎家が創設に関与)にてお世話になり一定の情報を入手。
史料としての評価は別として五十三帖から構成された比較的新しい写本とのこと。
「新編常陸国誌」の著者である仲山信名(なかやま/のぶな)が写本に関わった可能性があることと、「新編常陸国誌」の完成に寄与した色川三中(いろかわ/みなか)が静嘉堂文庫に寄贈した模様であることが判明。
然し肝心の作者、成立年代、編纂の経緯は不明のままですが、「常陸」に関わるという点が妙に内容としての信憑性を増幅させているという印象が。

いずれにしてもここまで辿り着くのに関係者の皆様にはたいへんお世話になりました。
あとは「年代記配合抄」の先の記述をどう評価するのかという当方の問題にて。

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